奈良県のシューブランド、ORIENTALが手掛ける1足。ORIENTALの信条はビスポークシューズの美しさ、履き心地をレディメイドシューズに落とし込むというもの。
2021年はORIENTALがブランドをリスタートして5年という節目の年。
当モデル、ANNはワールドフットウェアギャラリーがORIENTALと共に、Oriental 5周年記念としてコラボレーションしたレディースモデルになります。
ANN(アン)は2アイレットダービーシューズです。チャーミングなサテンのリボンシューレースがアクセントになっています(別途ロウ引きの通常のシューレースがスペアでつきます)
ANNは「神に愛される」という意味のハンナ(Channah) の英語形。「神に愛される」という意味を持つネーミング。これがペットネームの由来となりました。
シンプルな外羽プレーントウでオフィスや、日常のライフスタイルに溶け込み、
快適でアクティブな日々をお過ごし頂ける様、愛される靴として提案いたします。
イタリア製スエードのブラウンカラーはさらにスムースレザーに比して、その柔らかさに磨きがかかり、靴擦れ知らずの履き心地となります。
今回ワールドフットウェアギャラリーが提案するレディースのOrientalでは、ベベルドグッドイヤーにこだわって製造しました。
もともとOrientalのブランドのコンセプトのひとつとして、ビスポークシューズのような見た目と履き心地を既製靴でどこまで近づけるか?というのがありました。
しかし、ビスポークシューズに最も近い、純粋なハンドソーンウェルト製法では多くの手作業と結果として制作時間も大きくなるため、販売価格も必然的に高くなってしまうという価格面でのデメリットがありました。そこでOrientalがとった製法がベベルドグッドイヤーという製法です。
見た目、履き心地を大きく左右するポイントのひとつとして、ウエスト部分の絞り込みがあります。この絞り込みを最大限に作り上げるため、ウエスト部分をマッケイ製法にしています。そして、靴の前半部分を、ボリューム感を出しながら、コルクによる安定したクッション性を出すためにグッドイヤーウェルト製法を使っています。このハイブリッド製法こそベベルドグッドイヤーです。これにより人間の足型のようにくびれたシルエットラインが生まれ、美しいフォルムが出来上がります。これが第一の理由です。
また、ベベルドグッドイヤーライン以上の靴に採用されているディアスキン(鹿革)のライニングをレディースシューズだからこそ反映させるべきであると考えました。
希少な素材であるディアスキンは牛や豚といった一般的にライニングに用いられる素材よりも、柔軟性に勝り、靴擦れを極力起こさせない、ソフトなフィッティングを実現します。
クラッシックで王道のグッドイヤーシューズに、マッケイ製法を組み込むことで、優しさや新しさを加味し、エレガントでスタイリッシュな本格靴となっています。
モデル ANN
ブランド ORIENTAL
ラスト 407
カラー ブラウン(OTW6050X)
カテゴリー 2アイレットプレーントウダービー
原産国 日本
製法 グッドイヤーウェルト+マッケイ製法
アッパー素材 スエード
ソール素材 レザー
区分 靴レディース