皆様大変お待たせいたしました…。
いえ、正直な話、お客様以上に我々ワールドフットウェアギャラリーのスタッフらが何よりも一番待ち望んでいたのではないかと思います。
2021SSの新作として、MIYAGI KOGYOより、新作のオーセンティックローファー2種類が入荷してまいりました。
ワールドフットウェアギャラリースタッフが考案→着手→テストを繰り返し、はや2年といったところでしょうか。ようやく満足のいくものが完成しました。
何事もなければ、もっと早く完成にこぎつくことができたのかと思われますが、新型コロナウイルスの影響は私たちにも大きく、想像以上に完成に至るまで時間を要しました…。
ただ、このご時世、無事に皆様の前にこの2種類をお披露目できる機会を得られたのは幸せなことだと感じております。
この場を借りて日ごろご愛顧いただいているすべての方に厚く御礼申し上げます。
さて、それではお待ちかね!
ワールドフットウェアギャラリーとMIYAGI KOGYOが共同開発したオーセンティックローファーをご紹介いたします。
もともとこれらのローファーはオスロのSkomaker Dagestadで展開しているコインローファーとタッセルローファーを目にしたのが、ファーストインスピレーション。
見た瞬間に良い靴だと思いました。いたって普通、いつどの時代に履いていても素敵なオーセンティックなローファーを展開したいとスタッフが切望したところに端を発します。
そこでSkomaker Dagestadのローファーをまずは試してみました。そこで大きな問題を発見しました。靴内部のその靴は捨て寸が短かったことです。
オーセンティックなラウンドトウのローファーでは、捨て寸が短いということはよくあること。しかし、それでも履きやすい靴=健康的な靴であるために、寸詰まった履き心地の違和感を払しょくするべきであると考え、オスロのローファーラストをベースに改良し、ワールドフットウェアギャラリー×MIYAGI KOGYOのオリジナルラスト「M-6000L」を製作しました。
結果として、捨て寸を確保しつつも、見た目もオーセンティックなラウンドトウでノーズの長さを抑えたローファーの開発に成功しました。
ショートノーズ×ラウンドトウのローファーを履いてみたけれど寸詰まりして履けない…という方はぜひこのMIYAGI KOGYOのオーセンティックローファーをお試しください。
もちろん見た目の部分でも細かい日本の職人の技が光ります。
モカ縫いは全てハンドステッチにて施しています。モカシンのローファーのステッチはいわば顔。靴の完成度を左右する重要なパートです。丹念に作りこんだローファーは、たとえカジュアルシューズといえども一味違います。足元から履き手の魅力を引き立たせます。
展開はSHIBAZAKURA(コインローファー)、SUZURAN(タッセルローファー)共に黒・茶のスムースレザーで全4種となります。
価格は60,500円。
MIYAGI KOGYOがおくるオーセンティックローファーぜひご注目ください!