フウガシンの新作、EARLY-TIMESと同じタイミングで、新たなモデルが入荷してきました。
コインローファーとタッセルローファーのローファー2型です。
こちらも「THE アメトラ」なアメリカン風味のシリーズでございます。
FG7101(コインローファー)
アメリカの学生が1セント硬貨を差し込み、ファッションの主張として取り入れたという説や、公衆電話用にこのスリットにコインを挟んでいたということが名称の由来といわれています。
FG7101はトラディショナルにスリットが入ったサドル、丸いフォルムはアメリカントラディショナルの王道そのものです。
日本人の踵の形状を考え、ヒールカップもコンパクトに。フィッティングの面でも妥協がございません。
FG7102(タッセルローファー)
タッセルローファーの出自は様々な説がありますが、ひとつ確信をもってお話できることは、タッセルローファーはアメリカで人気が高まっていった靴であるということです。タッセルローファーには、ローファーならではのリラックス感を持ちつつ、タッセルが付くことでドレスアップスタイルにも馴染ませやすいというコインローファーが持っていない魅力を有しています。
このタッセルが独特のフォーマル感を生みだす元となっており、肝なのです。
ローファーであるから軽快な雰囲気は損なわないのですが、やはり革靴であるのでパリッとした印象も出ます。そのためアメリカでは弁護士が好んでタッセルローファーを履いたとされており、「弁護士の靴」といわれることもあります。
特にワシントンにおいて、「タッセルローファー」というのは政治的なニュアンスも含むそうです。
https://www.nytimes.com/1993/11/03/garden/the-politicization-of-tasseled-loafers.html
ニューヨークタイムズのアーカイブにも面白い記事が残っています。靴好きでお時間ある方はぜひご一読いただくとウンチクがあなたのアーカイブにたまりますよ!今は
さて、タッセルローファーのFG7102は奇をてらわないモカ縫い、タッセルが売り。丸いフォルムはアメリカントラディショナルの王道そのものです。
日本人の踵の形状を考え、ヒールカップもコンパクトに。フィッティングの面でも妥協がございません。
どちらも同じラストを使用しているため、ローファーをお考えの方は2足まとめて!もありかもしれませんね!
気になるサイズ感ですが、Orientalの7965ラストで7.5、BIANCOラストで8.0。
MIYAGI KOGYOのM-6000ラストで7.5。BOLLINIで7.0。
その他イギリス靴ブランドでUK7.5をベースに履くスタッフです。
そのスタッフが選んだサイズは7.5です。
ごくベーシックなUKサイズを選びました。ヒールカップが日本人向けに小ぶりというところがグッド!
近頃気温が高い日もあり、春が近づいてきているのを感じる日が増えているのではないでしょうか。
フウガシンのこのローファーは本格的な作りは当然ありながら、価格がお求めやすい価格に設定されているのが嬉しいポイントです。
ローファーをお探しの方、ぜひご検討いただけますと幸いです。