嘘のようにポカポカとした日が続きますね。皆様春夏の靴の準備はできましたか?まだまだ春夏シーズンに間に合う素敵なアイテムをワールドフットウェアギャラリー銀座店におきましてご用意しております。
それがこのMIYAGI KOGYOのグルカサンダルでございます!
このグルカサンダルは常時オーダーを受け付けておりまして、つま先にかけてのパターンが違うAパターンとBパターンの2種類がございます。
茶色が「Aパターン」黒が「Bパターン」でございます。
この2パターンをベースに幾種類かの革の中からお好みの物を選んでお作りいただくことが可能です。
まず先程の写真のサンプルにも使われている国産のスムースレザーである黒のATボックス、茶のATボックス。
スエードではチャールズ・F・ステッド社のスーパーバックから…
ブラック
ダークブラウン
ネイビー
などからもお選びいただく事が可能でございます。
筆者としてはこのスエードで作るグルカサンダルというのもなかなか捨てがたく、スエードのサンダルというだけでも大人っぽい!しかもお手入れが簡単です!
製法は長くお使いいただけるようにグッドイヤーウェルト製法を使っています。お直ししながら履くことができる革サンダルです。
国産スムースレザー、C.F.ステッドのスエード、いずれをお選びいただいてもオーダー価格は42,900円(税込)、納期は約2か月~となります。
グルカサンダルの市場をみると、値段が高いものが目立ち、サンダルにしては取っつきにくいものが多いので、ワールドフットウェアギャラリーではお求めやすい価格での提供にこだわりました。
さて、グルカサンダルの歴史は紳士靴の起源、イギリスから始まっています。
19世紀英国陸軍が編成した複数のネパール山岳民族の傭兵部隊、グルカ兵に支給された軍靴が起源になっています。イギリス発祥の物って、どこか背筋が伸びるような凛々しい雰囲気がありますよね。グルカサンダルのデザインになると、ただの革サンダルよりも、さらにピリッとしたダンディな雰囲気になります。
ラフにTシャツと短パンに合わせて頂いても様になりますし、クラシカルに麻のスーツに合わせていただいても素敵です。
※PS グルカサンダルは通常のサンダルよりもドレッシーに見えるアイテムでありますが、それなりのドレスコードが求められるレストランやBARなどに行く際は履いていかないようにしましょう。わたくし、以前銀座のとある老舗バーで、グルカサンダルを履いていたために入店をお断りされている人を目撃したことがあります…。たとえ麻のスーツに合わせるような完璧な組み合わせであったとしても、時と場合によっては不適格ということもあるという好例です。
昨今、「オンでもオフでも」が呪文のようにアパレル業界を跋扈していますが、やはり大人たるものTPOを見極めて服装を選ぶのが基本の「き」でございます。