MIYAGI KOGYO ハンドソーン/グッドイヤーパターンオーダー可能モデルのご案内

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315日は「靴の記念日」です。

江戸幕府の御用商人であった西村勝三が明治5315日に、日本で初めての靴工場を設立、本格的に靴の製造を開始したことで、315日は「靴の記念日」となっているのです。

この先人達に思いを馳せ、ワールドフットウェアギャラリーではこの靴の記念日に合わせて、MIYAGI KOGYOブランドにて、ハンドソーンウェルト製法にアップグレードしての受注、また通常のグッドイヤーウェルト製法によるパターンオーダー会も同時開催いたします。

このブログでは、オーダー可能モデルをご案内いたします。

【オスロ 300 コインローファー】

今回の目玉その①、コインローファーです。

ノルウェー、オスロの有名靴ショップSKOMAKERDAGESTADで展開しているローファーと同型になります。ショートノーズで丸みのあるトラディショナルタイプのローファーです。

アメリカンテイストにもヨーロピアンテイストにも見える最も旬なローファーです。

【オスロ 301 タッセルローファー】

 今回の目玉その②、コインローファーです。

ノルウェー、オスロの有名靴ショップSKOMAKERDAGESTADで展開しているローファーと同型になります。ショートノーズで丸みのあるトラディショナルタイプのローファーです。

300のコインローファーと全く同じローファーラストを使用していますが、このモデルは筆者の目には純粋なヨーロピアンテイストのタッセルローファーに見えます。同じラストを使っていても、パターンのバランスのとり方などで靴は見え方がガラリと変わるので面白いですね。

カジュアルにもスマートな雰囲気にも。どちらのスタイルでも履ける靴をお探しの方にぜひ。

【2021SS 6004 新作 変形パンチドキャップトウ:YAMAGIKU Ⅱ】

YAMAGIKU Ⅱはパンチドキャップトウのオーセンティックモデルですが、よくよく見ると、ひと味違うんです。

注目すべきはパーフォレーションです。

初代YAMAGIKUはビンテージシューズから着想を得て、一列の小穴のみのパーフォレーションを用いたのに対し、このYAMAGIKU Ⅱは二列の小穴のパーフォレーションを一文字に起用し、新しい感覚のパンチドキャップトウの製作に挑戦しました。

この二列小穴のパンチドキャップトウは、ビスポークシーンや一部イタリア靴にみられる意匠ですが、このM-6000ラストの靴に起用すると、ノスタルジックな中に強烈な新鮮味を感じさせる靴となりました。

【2021SS 6029 新作 シングルモンク:UME Ⅱ】

過去展開していましたシングルモンクストラップシューズのUME

こちらは当初ブラウンのキップレザー、現在MIYAGI KOGYOの主力ラストとなっているM-6000ラストの前身であるAR76Dを使用したものでした。

近年、シングルモンクの中においても、クラシックでスマートなモデルが求められています。そこで今回新たに新作として加わりますのが、UME Ⅱ、シングルモンクです。

Vカットになっているフロント、小ぶりなバックルがミニマルなスタイルとストラップシューズらしい華やかさが絶妙なバランスで共存しています。

この控えめな華やかさが2月に小さく咲く梅の花のようです。

【2021SS新作 6032エラスティック・オン・インステップ:AZAMI】

ドレススリッポンの決定版、エラスティック・オン・インステップシューズです。

日本においては「センターエラスティック」としばしば呼ばれます。

甲の下に靴の外側と内側をつなぐようにゴムが渡されています。このゴムがサイドゴアブーツと同じように伸びることで、脱着を容易にします。同時に甲の当たりも柔らかになります。

サイドゴアと大きく違うのは、外から見たときにはこのゴムが見えることはないため、カジュアルさをそぎ落とし、フォーマル度を損ねないという点です。

近年、スーツ・ジャケパンにタッセルローファーやコインローファーを合わせることがやや一般化されてきましたが、ジャケパンならいざ知らず、やはりスーツに合わせるスリッポンは、本来このエラスティック・オン・インステップのプレーンが一番ハマります。

スタッフのおススメは、まずはスーツに合わせてみていただく、ということ。

快適でありながら、装いをドレスダウンさせない。

そんなとっておきをご用意致しました。

【6001 内羽根ストレートチップ:BENIBANA Ⅱ】

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 2019年末、ノルウェー、オスロの有名ショップ、SKOMAKER DAGESTADにて使用されている「M-6000」ラストを逆輸入して、誕生したのがBENIBANA Ⅱでした。

なぜ「逆輸入」なのか?MIYAGI KOGYOで使われているラストは、旧MIYAGI KOGYOの主要ラストである「AR76 D」をベースに作成したためです。

主要ラストであったAR76 Dは、初代BENIBANAにも使用されていました。

M-6000ラストはAR76 Dラストに比べ、横幅にゆとりを持たせ、指の当たりを軽減させてアップデート。よりどなたにも履いて頂きやすい靴となったと自負しております。

オーセンティックなストレートチップをご希望の方、ぜひこのオーダー会でお好きな革でオーダーしてみてはいかがでしょうか。

なかなか市場ではみかけないカラーの革でオーダー頂くのも、オーダー会開催時ならではの特権です。

【6002 内羽根セミブローグ:YOUKIHI Ⅲ】

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こちらもBENIBANA Ⅱ同様、昨年末M-6000ラストを使用して誕生したのがセミブローグのYOUKIHI Ⅲです。

かつて人気を誇ったセミブローグ、YOUKIHI Ⅱをアップデートして作成したモデルです。

内ぶりの木型、小ぶりのキャップいっぱいにあしらわれたシープホーンメダリオンは、正統派イギリス靴を彷彿させる完成度の高い靴に仕上がっています。

既製品の展開ではブラックカラーのみなので、このオーダー会を利用してスエードのセミブローグやブラウンカラーのセミブローグをお作り頂くのはいかがでしょうか?

間違いなくブラウンカラーでもハマるデザインだとお約束いたします!

【6007 Uチップライトアングルステッチ:FUJIBANA Ⅱ】

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 2009年にワールドフットウェアギャラリーから、MIYAGI KOGYOブランドが生まれ、そして今日にいたるまで、10年以上MIYAGI KOGYOが多くの皆様から愛され続けたのは、この靴があったからと言っても過言ではありません。そのモデルこそUチップライトアングルステッチのFUJIBANA(フジバナ)です。

ちょうど10年前の2010年春夏の新作として誕生したFUJIBANAなのですが、奇しくも10年が過ぎた2020年の春夏の新作にM-6000ラストを使用する形で帰ってきました。

ビジネスシーンでも、カジュアルシーンでも。2020年代のライフスタイルに溶け込む名作の予感です。

【6112 アデレードクオーターブローグ:NADESHIKO】

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 MIYAGI KOGYOがPittiやMICAMといったイタリアの展示会で発表したコレクションのひとつです。

ノルウェー、オスロの有名ショップ、SKOMAKER DAGESTADにて使用されているM-6000の木型にアデレードクオーターブローグのデザインを落とし込みました。オスロの木型はビンテージアメリカンシューズが根本にある木型ですが、クラシカルな木型はイギリステイストのアデレードのデザインにも難無くマッチします。

このモデルは昨年開催したオーダー会において非常にご好評を頂いたこともあって、細かい仕様を付け加え、ワールドフットウェアギャラリーではNADESHIKOというペットネームをつけて販売もしております。

【パンチドキャップトウ2種】

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 こちらもMIYAGI KOGYOがPittiやMICAMといったイタリアの展示会で発表されたコレクションです。

オーソドックスなM-6000ラストに、何の奇もてらわない普遍的な5アイレットの内羽根パンチドキャップトウ。革靴で何を揃えたらいいかと聞かれたときに私たちがお勧めする、男が揃えるべき基本の「き」の靴です。

 ごちゃごちゃとした着こなしは必要ありません。サッと足元に持ってくるだけでいい安心感のある靴です。

一方、その中にも少し変化を付けたいという方には、ロングヴァンプのパンチドキャップトウはいかがでしょうか。ロングヴァンプは結構珍しいデザインです。

くるっと一周するように縫い上げるだけで、靴の見え方が違います。人とはちょっと違う靴をお求めの方はこちらでオーダーもおすすめです。

外羽根ストレートチップ 2種】

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 続いてこちらもMIYAGI KOGYOがPittiやMICAMといったイタリアの展示会で発表したコレクションのひとつです。

外羽根のストレートチップです。

羽根の先端の切り返しが四角く、このようにカットされているダービーは、マニアックな呼び方をすれば、ダービーの中でもNavvy cut(ナヴィ・カット)と呼ばれます。

「Navvy」は土木作業に従事する労働者を指す言葉です。外羽根の靴は軍事目的から生まれた靴ですから、「Navvy cut」と呼ばれても不思議ではありませんね。

さて、このスタイルの靴はやはり元々は軍人が制服に合わせて履いていた靴なので、外羽根といえども、とても紳士的で、あらゆる場面に履いて行ける安心感ある靴です。華奢でナイーブな内羽根に対し、男らしさに満ちた力強い靴がこのNavvy cutのストレートチップです。外羽根=カジュアルではないということを体現する靴といえるでしょう。なお、この靴をスエードでお仕立てになれば「Shooting」、つまりは狩猟用の靴=カジュアルシューズに早変わりするから、やはり革靴は奥深いのです。

今回ご用意した中にはMIYAGI KOGYO独特のデザインとして、スワンネックステッチを施したNavvy Cutシューズもございます。こちらもオーダーならではの雰囲気になること間違いなし!オーダーを幅広くお楽しみいただきたい方にお勧めです。

【内羽根フルブローグ】

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ライトアングルステッチのFUJIBANA同様、ワールドフットウェアギャラリーで人気を集めたモデルがありました。それがMIYAGINOHAGIです。内羽根のフルブローグのデザインです。

 ローマ字だと読みにくいでしょうか?モデル名は「宮城野萩」で宮城県の県花になっている花の名前です。宮城興業は山形県に所在していますが、発祥は宮城県。故郷に思いをはせたようなモデル名となっています。

この靴もMIYAGI KOGYOブランドの歴史の中でも根強い人気があり、2011年春夏のモデルとして生まれてから、9年が経つ今でもお問い合わせを頂くモデルです(現在MIYAGINOHAGIはお休み中)。

そんなMIYAGINOHAGIの後継品になろうかというのが、この内羽根フルブローグの靴です。

 新定番ラストのM-6000ラストにフルブローグのデザインが組み合わさると、タウン&カントリーの様そうとなり、現代的なイメージにブラッシュアップされ、より使いやすくなっていると感じます。

クラシックスタイルがお好きな方には是非一度ご検討頂きたいモデルです。

【外羽根セミブローグ】

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 ノルウェー、オスロの有名ショップ、SKOMAKER DAGESTADにて採用されているセミブローグダービーシューズです。ノルウェーや、北欧の国では、このようなセミブローグのダービーシューズが人気なようです。

イギリスでもなく、イタリアでもなく、フランスでもなく、スペインでもない。独特の存在感があるスタイルの靴ですね。

 MIYAGI KOGYOのセミブローグダービーシューズは、M-6000ラストを使用していますから、独特な雰囲気の中にトラッドな雰囲気も出ます。今のトラッドスタイルブームにもマッチすること間違いなし!

ビジネスカジュアルスタイルにも合いやすいので、今の時代感ともマッチするかと思います。

【ダブルモンク】

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 ワールドフットウェアギャラリーがMIYAGI KOGYOというブランドを発表した2009年春夏のコレクション。そのファーストコレクションにラインナップされていたのが、ご存知の方も多いであろうダブルモンクシューズのKAKITSUBATAでした。2009年は、まだダブルモンク人気に火が付き始める前夜といった頃で、その時代の潮目を読み取って、弊社バイヤーが仕掛けた靴でした。

それから2010年~2011年になると、「ピッティスタイルブーム」に乗って、ダブルモンクの人気がイタリアから波及してきて、より人気は高まることに。

今回のダブルモンクはファーストコレクションに使われていたAR76 Dラストの正当な後継品であるM-6000ラストを使用したモデルです。KAKITSUBATA Ⅱともいうべき靴となっています。

履き心地の面でブラッシュアップしてきた人気モデルを是非この機会にオーダーしてみてはいかがでしょうか。

【シングルモンク&シングルモンクUチップ】

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 MIYAGI KOGYOがPittiやMICAMといったイタリアの展示会で発表したコレクションのひとつです。

シンプルな装いの中に華を添えるのが、シングルモンクストラップの靴です。

こちらのモデルは羽根のカッティングパターンが独特な1足です。

かつて人気を誇ったUMEとはまた違った雰囲気の靴になり、カジュアルなニュアンスがくわわった1足になります。

モンクストラップのバックルカラーもいくつかの種類からお選び頂けます。バックルのカラーを変えるだけで雰囲気はがらりと変わるので、オーダーの楽しみにあふれる1足になりますね。

シングルモンクとあわさったライトアングルステッチもございます。こちらはただのシングルモンクストラップシューズと異なり、職人技も楽しめる1足になります。

【ライトアングルステッチブーツ】

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 ライトアングルステッチのブーツです。FUJIBANA Ⅱのブーツ版と言って差し支えないモデルです。

はるか昔Uチップの靴が生まれ、ヨーロッパ各国に出回った時、Uチップのデザインは国によって、捉えられているニュアンス・用途が若干異なっていたようですが、共通認識としてカントリーシューズの一種として捉えられていました。

FUJIBANA Ⅱのデザインがブーツになることでよりタフな印象に。スキンステッチがあることで、繊細な表情も見せる点が見逃せません。

【チャッカブーツ】

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「オスロラスト」である、ドレス度の高い「M-6000ラスト」を使ったチャッカブーツです。プレーンの見た目と細身のシルエットが手伝ってスマートな雰囲気に落ち着いています。

このプレーントウスタイルを際立たせるように、あえて羽根の位置を踵の方向へとずらし、よりノーズの長さを取り、ドレス度の高い雰囲気を活かした靴に仕上げました。

スーツ+ブーツスタイルを実現可能にしたチャッカブーツです。

 チャッカブーツというと、やはりスエードの方が一般的かとは思いますが、こちらのチャッカブーツでしたら、あえてブラックのスムースレザーでオーダー頂くことで、フォーマル度の高いスタイルへと方向性を持っていくオーダーもおすすめです。

【パンチドキャップブーツ】

ミリタリーテイストのあるパンチドキャップブーツです。M-6000ラストのスマートさは当然健在ですが、外鳩目・鍵フックがキーポイントとなり、武骨な雰囲気にまとまっています。

シボ革やスエードでお作りになれば一層ドレスミリタリーの雰囲気を醸し出せます。

【グルカサンダル2種】

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 グルカとは19世紀の旧英国領インド軍のグルカ兵のことを指しており、彼らが履いていたサンダルに由来しています。

やはり暑いインド、イギリスからやってきた兵士たちも、その土地に合わせて、より涼しく履ける履物が生まれるのは自然の摂理です。

 MIYAGI KOGYOのグルカサンダルは、MIYAGI KOGYOお得意のグッドイヤーウェルテッド製法で作成。

安価な接着製法ではありません。

本格的なグルカサンダルとして仕立ててます。

デザインは2種類ございますので、お好きな方をお選びください。

 この機会にオーダーいただければ、本格的に活躍するシーズンになる、夏前にお届けできます。

オーダーで仕込んでおきたくなる1足。オーダーのために生まれたグルカサンダルです。

概要:靴の記念日特別企画 MIYAGI KOGYOハンドソーンプロジェクトスタート。パターンオーダー会のご案内

開催日:GINZA SIX:3/13(土)~3/21(日)

    銀座店:3/27(土)~4/4(日)

    神宮前店:4/10(土)~4/18(日)

グッドイヤーウェルト製法 オーダー価格:60,500円(税込)~

                       ※グルカサンダルのみ(42,900円)

ハンドソーンウェルト製法 オーダー価格:121,000円(税込)~

デザイン:全24種

グッドイヤーウェルト製法納期:3ヶ月~ (Uチップは約4ヶ月)

ハンドソーンウェルト製法納期:6ヶ月~

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