革靴とスニーカーの融合 HIRO YANAGIMACHI フィッティングウィーク

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ラグジュアリー ウェルテッドスニーカー
Produced by  HIRO YANAGIMACHI

春爛漫。過ごしやすい季節の到来です。皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、ワールドフットウェアギャラリー神宮前本店から新しいジャンルの靴のご紹介です。

日本を代表するビスポークシューメーカー柳町弘之氏のブランド、HIRO YANAGIMACHIからハンドソーンウェルテッドのカジュアルシューズが完成いたしました。4月9日(土)から4月24日(日)迄、神宮前本店にてその新作サンプルのフィッティングウィークの開催が決定しました。

22cm~28.0㎝相当のサンプルモデルを試していただけます。

*柳町氏 来店日決定! 4月23日(土)13:30~16:30

 皆様のご来店をスタッフ一同心よりお待ち申し上げます。

 

柳町弘之氏 プロフィール

日本のビスポーク業界を牽引してきた一人、HIRO YANAGIMACHI Workshop代

表 柳町弘之氏。1995年に渡英しLondon Cordwainers College卒業後。1997年

に帰国後、フットウェアデザイナーとしての活動を始め、1997年10月よりワールドフットウェアギャラリー神宮前本店の一角に「Works on the knees」を設立。自らのブランド、HIRO YANAGIMACHIを立ち上げる。

店舗内にワークショップを併設し、つくり手と靴づくりの工程が見えるオープンスタイルが注目を集め、フルハンドのブランドとしてスタート。

2008年1月HIRO YANAGIMACHI Workshopを設立し、工房を千駄ヶ谷に移転。今年で靴つくり25周年を迎える柳町氏。現在、ビスポークで培った全てをベースに、革靴とスニーカーを新たに融合させたハンドソーンウェルテッド製法のカジュアルシューズもプロデュース。

 

ラグジュアリー ウェルテッド スニーカーに込められた想い 

WFGスタッフにとって柳町氏は、約11年間という時を同じ場所で互いの立場を尊重しながら仕事した仲でもあります。その靴に向き合う真摯な姿勢、人として誠実であると同時に冷静で緻密かつ論理的な思考は常に一定している事を誰もが知っています。

筆者はこの柳町氏がスニーカーを手がけたことを知り、大変興味を抱きました。

「柳町さんがプロデュースするスニーカーって、どんな靴なのだろうか。」

 

HIRO YANAGIMACHI Workshopに取材に行って参りました。

工房を訪れるといつも通り、落ち着いた雰囲気の柳町氏が迎えてくれました。

そしてその時、スタッフの方は新作スニーカーの踵部分に使用する芯材である

革を、それはそれは丁寧に少しずつ漉いていました。

 

新作スニーカーのお話の前に

柳町氏はハンドソーンのビスポークを25年手掛ける中で、お客様のライフスタイルに添うべく、数多くのモデルを提案し、パターンオーダーやモディファイなど革靴のオーダーシステムも充実させました。

加えて家で寛ぐ為のルームシューズなども手掛けました。需要は国内に止まらず、特にニューヨーカーにはHIRO YANAGIMACHIの手製の革靴やスリッパが好評でニューヨークのセレクトショップでは人気を博している様です。

近年世の中のカジュアル化を鑑み、気軽に履ける靴への追及も並行して進めていました。

革靴を履きこなし、その文化を嗜んできた方々の為に、散歩や休日にも適した質の高い靴をご提案したいとコロナ前より構想を練っていたとのことです。

 

ラグジュアリーとは拘ったと和訳したい

今、求められている日常よく履く靴。

スニーカーのような気楽に履ける靴で、心地よさを具現化したもの。

コンフォータブルでありながらグニャグニャした柔らかさでもなく、足をしっかりと支える構造と安定性を担保した靴。しかも長く履ける耐久性や修理ができる機能性を持った靴。 

気軽に履ける靴やスニーカーは多種多様販売されていて、デザインコンセプトもスポーツテイストからトップメゾンまで様々な個性に溢れている現在。

HIRO YANAGIMACHIはどう展開するのか。

シューメーカー柳町氏が手掛けるカジュアル靴(スニーカー)とは スニーカーの様な気楽さと、靴としての構造や機能性にはクオリティーの高さを妥協せず、両方を兼ね備えた靴に仕上げること。

カジュアルであっても、靴として足をしっかりと保護し安定させ、快適な歩行を誘うもの。しかもデザインも普段の装いにマッチしやすいように、シンプルで洗練された靴として再構築すること。

革靴に慣れ親しんで来られた方々は、休日にも質の高い靴を求めて下さるだろうと、オンからオフまで幅広くご案内できるHIRO YANAGIMACHIの靴を手掛けてみたい。

ビスポークからカジュアルなスニーカーと、HIRO YANAGIMACHIの横軸を通したクオリティーの実現を果たしたい。

そんな想いで具現化されたラグジュアリー ウェルテッド スニーカーです。先ずは第一弾としてレザースニーカーのアイコンでもある、内羽根のデザインモデル型 LS1を発表いたします。 

 

モデルLS1の特徴

1・専用に開発されたラスト(靴型)

 25年間のビスポーク経験を経て、ビスポークの木型から発展したカジュアル

ラストを新たに開発。適当な気楽さはあるものの、靴としてのサポート力と安

定感を保たせるラスト。 多くの方々に大体合う絶妙な塩梅。数多くのデータ

と経験が成せる業。

2・スニーカーのクラッシックなデザインを細部まで見直し、再構築したスタイ

ル。クラッシックなスニーカーのデザインを更に洗練させて、シンプルに大人

の足元に馴染むよう、再構築したスタイル。

 

3・ビスポーク靴でも使用する銀付スウェード素材を採用したアッパー

 銀付きスウェードはビスポークの靴で主に使用。見るからに上質でしっとり

とモチモチとした質感のスウェード。銀側は内側に使用され、極上の心地よさ。スーパーコンフォータブル。

4・ソフトなスポンジと耐久性の高いラバーソールを組み合わせたソール

 ソールはミッドソールに柔軟性と弾力性を持つEVAスポンジを使用。しかも軽量。

アウトソールはビブラム社製の軽量でクッション性に富み、滑りにくく摩耗に

も強いモダンなソールを使用。

5・ソールの張替えを可能とするハンドソーンウェルテッド製法

 ビスポークシューズさながらのハンドソーンウェルテッド製法によって、アッパーが

 ウェルトにしっかりと釣り込まれ、靴としてしっかりとした安定感をキープ。

 革靴のように足を優しく確実にホールドする理由のひとつ。

 

6・アッパーとソールの組み合わせによる全12パターンからのMTOオーダー。

パターンオーダー。

アッパー:ウォームカラー Sand Beige/Khaki/Golden Brown

:クールカラー  Moss Green/Navy/Black 全色6色

 

ライニング:ウォームカラーにはベージュ

      クールカラーにはブラック

ソール:ウォームカラーにはBeige/Brick

    クールカラーには Black/Gray

合計12通りのカラーバリエーション

※画像は一部デザインサンプルとなっております。

 

7・幅広いサイズ展開

22cmから28cm相当迄

*フィッティングウィークですが、ご希望の方にはオーダーも承れます。

下記概要です。

HIRO YANAGIMACHI  Luxury Welted Snearkers  ~ FITING WEEK~

2022.4.9(Sat)~2022.4.24(Sun) 神宮前本店

納期目安: およそ3ヵ月

価格:132,000円(120,000円+税)

 

*柳町氏 来店日決定! 4月16日(土)13:30~16:30

 皆様のご来店をスタッフ一同心よりお待ち申し上げます。

 

満を持して誕生したこのラグジュアリー ウェルテッドスニーカー。コロナ禍を経て人々の価値観やライフスタイルが顕著に変化し始めた今だからこそ、新しいジャンルのこの靴は、多くの方々が望んでいた靴なのではないでしょうか。

とにかく履いてみると、誰しもスニーカーという固定概念から解き放たれることでしょう。論より証拠。一度お試しあれ!!

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