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高級メゾンも信頼する卓越した技術力を持つ超実力派工房が作るアートな作品群

 

ボリーニ 「ホールカットシングルモンク ILW2545 64,900円」

ブランドを代表するモデルで、甲センターの切り欠きからのぞくタンの定革にストラップを通すデザインは独創的、かつ古風で、極めて印象が強い。また、流線を巧みに取り入れたパターンに、捨て寸長めのシャープな木型「No.16」の組み合わせで、色気と品の良さを絶妙バランスで表現してもいる。伊・トスカーナの名門ヌオバオズバ(1958年創業)のカーフに、手技で施されたアンティーク仕上げも美しい。ブラックラピド製法。レザーソール。ブラック、ライトブラウン(写真)、パープル、ブラックスエードといったカラーバリエーション、クロコダイル素材も。

色気と素朴さを併せ持つ独自の美学

ファッション業界には、サンプルメーカーの存在が不可欠です。各ブランドなどが新商品を開発する際、その試作を依頼する工場や工房のことですが、これはどこに任せてもよいというものではなく、いかなる要望にも対応できる柔軟さや美的感性などを持ち、幅広く、かつ高度な技術力も兼ね備えたメーカーだけがサンプルメーカーを担うことができるのです。

これは靴も例外ではなく、ボリーニも実はサンプルメーカーであり、イタリア本国の靴業界では大変よく知られている存在です。当然、その技術力には卓越したものがあり、わずか数人の工房でありながら、こなせる製法はマッケイ、ブラックラピド(マッケイとグッドイヤーの混合製法)、グッドイヤー、ノルベジェーゼ、ハンドソーンウェルテッド、サケット……と実に多彩。この点だけをもっても、同社の実力のほどがうかがえます。

ちなみにサケット(sacchetto)とは、イタリア語でバッグのこと。同国が発祥地のサケット製法は、アッパーとライニングを重ねて袋状に縫合し、そこに木型を入れて成型したのち、ミッドソールは入れず、そのアッパーに直接、アウトソールを接着(または縫合)するというものです。これにより、足が包み込まれるような履き心地となり、ミッドソールが仕込まれていないぶん、軽さと高い屈曲性が得られます。バレエシューズはこの製法で作られており、女性のパンプスなどにも多用されています。

春夏に素足履きしたいボリーニ「サケットローファーILW0006」はイタリア伝統のサケット製法に、しなやかで上質なイタリアンカーフスエードと軽量なスポンジソールが相まって屈曲性抜群。革靴であることを忘れてしまうほどの返りの良さはビックリものだ!(写真右上)。2色展開。6500

ボリーニは第二次大戦終結の翌1946年、イタリア北部ミラノ近郊に位置する避暑地カンタルーポで、靴職人エンリコ・ボリーニ氏によって設立されました。以来、家族経営を貫き、現在はヴィジェーヴァノ近郊パラビアーゴにて創業者の孫で、同姓同名のエンリコ氏が会社を主宰。先述したとおり、高い実力を持ちながらも、わずか日産30足程度という小規模メーカーです。

 神宮前本店オーダー会時のエンリコ氏(2017年撮影)

そのボリーニ社が満を持し、2002年に立ち上げたのが自社ブランドの「Bollini」。その製品は極めて高い品質であるのはもちろんとして、イタリア靴らしい色気を見せつつも、どこか素朴さもあり、かつ独自の美学も感じさせる、アートなラインナップとなっています。

「小規模工場ながら、実は某高級メゾンの靴もここで作られるほどの高い技術力なんです」 by WFG スタッフ

「年2回、ミラノでMICAMという靴の展示会が開かれているんですが、ある年、その会場でオーナーのエンリコさんと出会いました。そこで目にした靴がとても素晴らしくて、聞けば、エンリコさんは地元の製靴学校の先生もしているというのです。人柄にも魅かれ、それで工場を訪ねたところ、そこに某メゾンの靴があって、実はここで作られているということを知りました。現在、うちの店も含め、日本への輸入量は年にわずか1000足ほど。品質の高さに加え、なかなか入手しにくいとあって、それが靴好きの興味を掻き立てているようです」

イマ、買えるボリーニの紹介はコチラ! → https://wfg-net.com/collections/bollini

 

以上、執筆:雑誌ライター 山田純貴

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