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シルバノ ラッタンツィ/孤高の天才によって靴を芸術へと昇華させた無比なるブランド

シルバノ ラッタンツィ「ジップブーツ ZIX0022C」

月刊誌『メンズEX』の別注企画に応え、ワールド フットウェア ギャラリーが別注し誕生したインサイドジップアップブーツ。通常、こうしたサイドジップブーツの場合、ジッパーエンド下に革の切り替えがあるものだが、本品ではそれがひと続きになっている(写真右上)。実は、この部分に切り替えがあると革が切れたり、割れたりしがちであるため、ラッタンツィ氏は「ここにつなぎ目を設けない」との哲学をもっているのだ。別注によって穴飾りで表された四つ葉のクローバーはイタリアのラッキーチャームで、手染めによるアズーロ(azzurro/伊語で水色のこと)は地中海の青を思わせる。製法は九分仕立て。レザーソール。12万1000円(税込み)。

独自の哲学&美学に貫かれ、妥協なくファット・ア・マーノで生み出される靴の芸術

ラッタンツィ氏が自身の工房を開いた時点でのブランド名は、LATTANZIのアナグラム(単語、または文中の文字をいくつか入れ替える言葉遊びのこと)であるジンターラ(Zintala)でした。また、'90年代半ばに同氏の製品が日本に初上陸したときも、それらのブランド名はジンターラでした。当時、にわかに巻き起こったクラシコ・イタリアブームの中、そうした紳士の着こなしに合うイタリア靴としてアルティオリ、ステファノ・ビ、ステファノ・ベーメル、エンツォ・ボナフェ、ストール・マンテラッシ、サントーニなどとともに日本に紹介されたのです。なお、後にトップラインのシルバノ ラッタンツィがスタートすると、ジンターラはそのセカンドラインに位置づけられました。

シルバノ ラッタンツィの靴はス・ミズーラのみならず、プレタポルテにおいても徹底してファット・ア・マーノ(手作り)です。全工程にわたって自社の熟練職人たちによる手仕事が多用され、完成した製品はラッタンツィ氏の厳格なチェックを経ないと出荷が許されないとか。日産はわずか25足程度で、したがってラッタンツィの靴は稀少なのです。

また、ラッタンツィの靴はしばしば「製品ではなく作品」と称されるように、すこぶるクリエイティビティの高いものとなっています。それはラッタンツィ氏のアーティストとしての生来の才能によるもので、そこから生み出されるのは芸術絵画や彫刻などと領域を同じにする美術作品であり、まさに「靴の芸術」と呼ぶべきものといえるでしょう。また、スタイルはクラシックなものからアヴァンギャルドまで縦横無尽であり、では、ノンスタイルなのかといえばそうではなく、どんなにベーシックなデザインであっても手技による高い技術力をなくして成しえぬディテールや仕上げがうかがえて、それがラッタンツィを唯一無比にして孤高の存在にしているのです。

「『ラッタンツィさんご自身が履きたいと思う靴を作ってください』とオーダーして作ってもらいました」 by WFG スタッフ

「実は'90年代後半の一時期、ジンターラを取り扱っていたことがあるんです。その後、取引が中断していたんですが、雑誌『メンズEX』から別注企画のお話があって、そこからラッタンツィさんとの関係が復活しました。ちょうどミラノにラッタンツィの直営店がオープンした、そんなタミングでしたね。そのときのオーダーのテーマは『ラッタンツィさんご本人が履きたいと思う靴を作ってください』というものでした。それで出来上がったのが、このブーツだったんです。ちなみにあれ以来、ラッタンツィさんとの関係は続いています」

 

イマ、買えるシルバノ ラッタンツィの紹介はコチラ! → ◆https://wfg-net.com/collections/silvanolattanzi

 

以上、執筆:雑誌ライター 山田純貴

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