世界中からイイ靴を! ワールド フットウェア ギャラリーと 名だたるシューズブランドとの「40年物語」 Joseph MALINGE(FRANCE)  2015年~

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ジョセフ マランジュ/フレンチメイドを堅持!エレガンスを極めたファクトリーのオリジナル

ジョセフ マランジュ「プレーントウ MCW0001I」

毛足短めの起毛が醸し出す繊細な諧調が優美なワインカラーのカーフスエード製。捨て寸長めのセミポインテッドトウに2アイレットの小ぶりのブルーチャー(外羽根)、メダリオンなどの飾りが一切ないデザイン、トップキューゾ(張り出しを極力抑え込んだコバのこと)の極薄レザーソールなどが相まって、この靴をいっそうスマートでシャープなものに見せている。8万1400円(税込み)。

ロワールの地に根差し、木靴から始まる135年間・4世代にわたる確かな靴作り

木靴(クロッグ)というとオランダの民族靴との印象がありましょうが、実は19世紀半ばに革靴の量産が本格化する以前のヨーロッパでは広く、革靴と木靴が併存していました。そしてジョセフ マランジュを展開するミシガンレザーシューズ社の歴史も、そんな木靴作りで始まりました。

フランス中西部の商工業の街ショレの木靴職人ジョセフ・マランジュ氏(1859年生まれ)は、勤務する工房経営者の子女と結婚し、1886年に同工房を引き継いでボッチエ・ポリアーナ社を設立しました。これが現在のミシガンレザーシューズ社の前身です。また、この頃からマランジュ氏は革靴の生産も始めていたようです。

息子の代には乗馬ブーツなどハンドソーンのビスポークが履きやすさと耐久性ゆえに高い評価を得て、同社は発展していきます。また、三代目の頃にはビスポーク事業と並行し、レディメイドの生産も手がけるようになりました。そして1986年、創業者と同じ名を持つ4代目の現当主の手によって現社名に改称され、この後、中核事業となったOEM生産はそのままに創業者と現当主の名前を冠したオリジナルブランド、ジョセフ マランジュが本格的に始動することとなるのです。なお現在、同社の本社&ファクトリーはラ・トゥールランドリーという街にあります。パリの南南西約230km、メーヌ=エ=ロワール県に属し、大西洋に注ぐロワール川の中流域に位置するこの街は、創業者が木靴作りに励んだショルにもほど近く、要は4世代にわたり、この地方に根差した企業として存在しているわけです。

名だたる一流タンナーの革を使い、旧式の製靴機や職人の手仕事も駆使

ところでマランジュは、パリのメゾン、コルテのレディメイド(プレタポルテ)を生産していたことで知られています。それまでビスポークに特化していたコルテは2001年にプレタラインをスタートさせたのですが、その時点ではプレタを作る機械設備は所有しておらず、フランス国内で出し縫いが行える、腕の良いメーカーを探したところ、白羽の矢が立ったのがミシガンレザーシューズ社だったのです。ちなみに現在、コルテとの契約は終了しており、それもあって同社はよりいっそう、オリジナルに注力しています。

ミシガンレザーシューズ社のファクトリーにある一部の機械は非常に古いもので、それらをメンテしつつ今でも最前線で稼働させており、これらが現代の機械では再現できない味わいを製品にもたらしています。また、製靴技法はノルウィージャン、グッドイヤー、ブレイクなど多岐にわたり、スキンステッチや手染めなど高度な手作業を要する職人技も持ち合わせています。ちなみに一流タンナーとの結びつきも強く、デュプイ、アノネイ、アース、デジェルマンといった名門フレンチタンナーを中心に、デザインや用途に応じて最適な素材を揃えることができるのも同社の強みといえましょう。

「『昔のコルテが懐かしい』『あの頃のコルテが好き』というお客さまに支持されています」 by WFG スタッフ

「ミシガンレザーシューズ社は2003年頃、ある展示会でその存在を知ったのですが、その工場を初めて訪れたのはずっとあとの2014年のことでした。コルテのプレタを手がけていたこともある実力派メーカーで、品質は申し分なく、その年のうちにワールド フットウェア ギャラリーのオリジナルとして取り扱うことにしました。ジョセフ マランジュのネームで展開するのは、その翌年からですね。今のコルテのプレタはグッドイヤーで、コバがちょっと張り出していますが、マランジュの靴はマッケイでコバも控えめとあって、かつてのコルテが好きというお客さまはこちらを選ばれるようです」

イマ、買えるジョセフ マランジュの紹介はコチラ! 

以上、執筆:雑誌ライター 山田純貴

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