外羽根の靴のお話(Vフロント編)

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 前回の続きです。

革靴の市場で見ても、外羽根の靴というのは、内羽根の靴と比べると、やや数が少ないかもしれません。

例え革靴の知識が全くない人でも、靴の雰囲気から、「ややカジュアルな靴なんだろうな」と考えるのか、スーツに外羽根の靴を積極的に合わせる方も少ない→市場に出回らないという現状があるのかもしれないと、推測をしています。

外羽根の靴は軍隊から発生し、その系譜から考えても、労働者の靴であり、ドレス度は内羽根に比べてやや劣るというのは概ね間違いのないことであると思います。

 

ですが、一部例外というのもあります。

Vフロントのプレーントウシューズを1つ例にとってみると面白いことがわかります。

 

V Front

Designed primarily for weekend and light country wear, this shoe is now much used for informal occasions in Town. The long, plain front shows to great advantage in highly polished Brown Calf and Black Box Calf but Suedes of all shades are also frequently used.

To maintain the best appearance, trees should always be used, so that creases may be removed and the smooth polish of the front, which is such a feature of this shoe, be retained. Hollow-hinged tress are suggested are suggested for lightness and convenience when packing a weekend bag.

 

JOHN LOBB UK ホームページより

 

明確にウィークエンドシューズと謳っていますし、意味を読み取れば、今では「フォーマルでない」いわばビジネスシーンなどに適していますと、謳っています。

おまけにお出かけ用に、ネジ式の軽いキーパーをあわせることを推奨しています。

 

靴の王様、本家本元のジョンロブが言うことですから、なかなかに重みのある言葉になりますが、何が何でもジョンロブが言うことばかりで世の中動いているわけでもありません。

1960年代のイギリスでは、Vフロントの外羽根のプレーントウ、キャップトウが流行していたであろう、証拠が残っています。

と、いうのも当時のセレブリティである俳優がこぞって、この外羽根の靴を履いているのが、テレビドラマや映画のワンシーンで見受けられるからです。

今日においては、略礼装の域を超えつつある、タキシードにも彼らは外羽根の靴を合わせていました。

そんな背景も若干加味しつつ、Vフロントのプレーントウ・ストレートチップは、今日ではフォーマルシーンにお召になられて全く遜色ないと私どもはお客様に自信を持ってお勧めしています。

 

やはり内羽根であろうとも、セミブローグの靴や、フルブローグの靴に比べれば、すっきりとした印象になるという点もあります。

また羽根のV字のカットがシャープな印象を作り上げますので、若々しく、清潔感のある雰囲気を演出できます。

悪目立ちをさせないという点では内羽根のストレートチップ、プレーントウに準ずるものがあるからでしょうね。

そしてスタッフも至って普通のスーツに外羽根のプレーントウを合わせて、日々仕事をしています。

最後に余談になりますが、外羽根の靴が好まれるアメリカにおいて、Vフロントの靴は滅多に見受けられません。

それに比べて、イギリス靴ではしばしば見受けられるデザインになります。

これはもうただの個々の感覚になりますが、Vフロントの靴がよりスマートに見えるのは、伝統と歴史のあるイギリスで人気があるから…かもしれません。

 

Oriental BOND 2

さて、ワールドフットウェアギャラリーではとっておきのVフロントシューズがあります。

それがOrientalから出していますBOND 2です。

Oriental BOND 2 48,000円(税抜)

先に述べた1960年代に流行したVフロントシューズをモチーフに作成しました。Orientalブランドの数あるモデルの中でも一際人気の高いモデルです。商品在庫も非常に流動的になっておりますので、グッと来たその時が「出会い」のタイミングでございます!

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